水草レイアウト例




本人コメント
120cm×45cm×45cmにミクロナローリーフをメインにレイアウトした水槽。
大型の水槽になると、全体のバランスを整えるのが難しく、左右に置いたナロー付流木で骨組みを決めて
から、陰性の水草を中心にレイアウト。あとはメンテナンスに手間がかからないように成長の遅い草を多く
使用。魚は定番のカージナルテトラを少なめに入れるのがポイント。数が多すぎると群れてくれないので・・・。
あとナローリーフが思ったより見事な株になったのでホッと一安心。CO2の量が多かったのがよかったのかな?

本人コメント
これを作ったのは、確か1996年頃だったと記憶しています。撮影は小林道信先生です。
撮影に要した時間は3〜4時間くらいだったと思います。固唾を呑んで先生の撮影を拝見していたのを
思い出します。これは自宅の120cm水槽です。実はこの作品が本格的に水草レイアウトをした初めての
ものです。当時、かなりの数の雑誌を読んだり、ショップに通ったりして、圧倒的な迫力の水草水槽を見て
”いつかは自分も・・・”という思いでした。写真を見て頂くと分かると思いますが、かなりごちゃごちゃと、
いろんな水草を植えました。はずせなかったのはやはり底床を緑のじゅうたんにしてくれるグロッソ・
スティグマです。リシアは、はがれる寸前!って感じですね(^^; あれから8年くらい経過しましたが、
この水槽は今も自宅にあります。中央のアヌビアス・バルテリィ・バルテリィだけの森と化していますが(笑)
**当時のろ過システムデータ**
●水槽サイズ 120(W)X45(D)X45(H)
●ろ過装置 エーハイム2213 X 4基 +プリフィルターX 2基
●照明 40w X 4本(インバーター方式)
●CO2 外部式強制添加方式
●換水 週に2回、全水量の3分の一
●肥料 液肥、換水ごとに10cc
●その他 照明はタイマーにより、三段階で点灯

※今はなきジャレコ製のpHコントローラー等を使用し、
  半完全?自動化システムにしてました。

本人コメント
初めての人でも十分たのしめる60cmのレギュラーサイズ。全体的に平らな草原風のレイアウト。
背の高くなる水草は使用せず、底材にランナーで増えてくれるグロッソスティグマとヘアーグラス
で全体をおおい、木化石で土どめした丘の部分にブリクサショートリーフをまとめ植えした、とても
シンプルなレイアウト。おまけに使った水草もシンプルなものばかりなので、つまらない水槽になら
ないように複数の草が、なるべくかさなり合うようにレイアウト。グロッソスティグマとヘアーグラスが、
まざった所がなかなかネイチャーでしょ!?

本人コメント
90cmのレギュラー水槽で、お手本のようなレイアウト水槽。
ロターラグリーンの美しい緑色の中に目の覚めるような
レッドリーフバコパの赤色が両者とも美しさを引き出して
いるのに成功しているのでは?手前にはグロッソスティ
グマをしきつめ、洞窟の様にしてみた。見た目に水深が
あるので、こういう水槽には、アルタムエンゼルがよく似合う。


本人コメント
90×45×45水槽で作ったレイアウト水槽です。
一風変わった水槽が作りたくて、パールグラスを、前景水草
として使用。光を十分に当てると底をはうように増え、それか
ら上に伸びてきます。あまり伸ばすと見栄えが悪くなるので、
まめにトリミングをしました。切り口が見えてカッコ悪くなるかと
思いましたが、茎が細いため、さほど目立つことなく、しっかり
と前景としての役目をはたしてくれました。

本人コメント
ディスカスを水草水槽で。そんなタブーにあえて挑戦したのが、この120cmのレイアウト。
初めてみたら案外うまくいきました。それなりにいろいろ考え、工夫しましたけど、
@複雑なレイアウトにしない。
(ディスカスの体がきづついたり、習性でかくれたりしてしまい、せっかくのディスカスを見る
ことができない)
A底には水草を繁殖させる。
(エサはディスカスハンバーグなので、とてもちらばりやすい。底に水草がしっかり植わっていれば、
エサの残りや食べカスが底材の中に入りにくく水質の悪化が極力おさえられる)
B緑の明るい草を選ぶ
(ディスカスの黒くなる理由のひとつに保護色があり、水槽内の雰囲気が暗いとやはり色が悪くなる)
Cフィルターの吸い込み部分にスポンジ
(Aでも言ったようにディスカスハンバーグはちらばりやすいので、フィルターがすぐ汚れます。
フィルターの寿命を長くするため、ある程度のゴミをスポンジで取ってしまう)
D水流をなくす
(ディスカスの形、どう見ても水流には不利な体型ですよね。あと水草も水流は苦手なような気が・・・)
まあこんなふうに見えるところもあれこれ考えながら作れた楽しい一本でした。